むかつく事ばっかしの社会に負けずにもっと上を目指す向上委員会

最終章・第七話「かちかち山で全力疾走で狂騒する」

これ前回と前々回と前々前回の続き!

 

第一回

mottoue.hatenadiary.jp

 

第二回

mottoue.hatenadiary.jp

 

第三回

mottoue.hatenadiary.jp

 

 

戦場にいる人達を分かりやすく干支で表記します。年は推測でカッコ内は戦闘能力です

当ブログ管理人。永遠の18・男(10-起爆剤切れ)
妻。32・鬼(1750)
鼠・50・女(600)現評議員
丑・50・女(350)現組長・おデブ
寅・58・女(1800)危険分子
辰・45・男(500)ガテン系職人
羊・45・女(350)我が家の左隣の策士
馬夫婦・30・夫婦(???)去年越してきた人
猿・50・女・(450)我が家の右隣。4年前に班長を代わってくれた善人
兎・40・女(900+α)ムードメーカー

 

 

丑が家に篭る隣近所を呼びに行くと、兎と馬夫婦が出てきた。

 

兎「もう終わったん? どーなったどーなった?」

 

相変わらず明るくフレンドリーな兎さん。

この人が始めから参加してくれてれば雰囲気も違ってたろうに。。

 

兎「いや、私はそーゆーの苦手な人やん。楽しい事やったら何でも参加するんやけどねー。」

いい年して○○な人とか自称するのはどうかと思うけど今の時代はありなのか。
兎さんは出てきたのだけど、馬夫婦は玄関先でちろと話を聞くだけで参加する気梨。
まったく、こいつらぐらいドライな近所付き合いが羨ましい。

以後のモデルケースだ。

 

丑「――な順番なってるんですよ。それの確認を皆でしてるのですけどね」
馬「はあ、分かりました。では順番がきた時は言って下さい」
羊「ちゃんとしてくれるのやね」
馬「順番がきた時はしょうがないですから」
丑「そう言ってもらえると助かるわー」

 

嫌な感じ。

来年は馬の番ですと言っても同じ事言うか試してみろ。

ぜってー、やんないわ。そいつらドブ掃除もあんま参加しねーじゃん。

馬夫婦そそくさと家に入るも、気になるのか窓から覗いてる。

いや、電気点けたまま窓から目だけ出しても・・・シルエットどころか丸見えだぞバカなの?馬と鹿の夫婦なの?

兎「ほなあんたとこに決まったんやね」
丑「それがまだ揉めてるんよ」
兎「えー、まだ頑張ってるんかいな! ご苦労さんやなー」
妻「どんな事するかも把握してないし、子供小さいし、旦那は毎日家にいるわけじゃないし」
兎「酷い旦那やなー。浮気か浮気?」
管理人「・・・仕事ですって」
兎「ああ、仕事が恋人ね。はいはい」

んなわけねぇー。

そこまで女の趣味悪くねー。

 

ここから評議員の説明が始まるも、ここにいるメンバー全員が未経験なので怪しい事この上なく、すごく簡単な役のように語られる。

 

寅「これだけですやん。二年いうたかて、出るの数日ですやろ」
丑「若いからよく分かりませんとか言うて、年寄りの評議員に任せてたらいいんよ」
羊「広報配るのかて、子供小さいから各班長に取りに来て下さいと最初の会議の時に言うといたらええねん」
兎「なんや、簡単な役みたいやし、できるって!」
妻「そんな簡単な役なら、誰か代わって下さいよ」

 

ああ惜しい!

誰かじゃなく個人攻撃でいくべきだった!


誰も代わってくれるはずなく、寒い中寒い沈黙。

いい加減帰りたい。

足痛いし寒いし明日は仕事だし。

 

兎「そら無理やわ。見てみ、この顔ぶれ。どこに代わったろいう人おるんや。早く引き受けろよって顔ばっかしやろw 騙されたみたいで可哀想やなーと同情は心の底からしたるけど。ほんま、がんばりや。役断るのはもう、がんばらんでいいから、評議員がんばりや」

 

そう言って肩を軽く叩く兎。
ああもう、面白いなあ、この人。

つい意地悪言いたくなる。

 

管理人「僕の計算だと、次回は兎さんとこが評議員ですよ」
兎「次って、400年後かいなw 私ら死んでるってwwww」

死なねぇよ。

特にあんたは@400年ぐらいなら生きてるよ。
でもまあ、ここらが潮時かな。

 

管理人「もし受けても分からん事ばっかりで絶対迷惑かけますよ」
妻「必ず、迷惑かけます! ええんやなそれでも!」
寅「かまへんかまへん。わたしらも協力するしな」
丑「そうそう、広報とか配るの手伝ってもいいよ。手分けしてさ」
羊「会議は無理やけど、葬式とかやったら代わりに出たってもいいしな」
管理人「もし受けた時は、協力してもらえるんですね。お願いしますね!」
寅「もちろんもちろん」

ここで、寒さで敏感になってる手を妻に叩かれる。
まだ、やる気なのか。

ここらがいい引き際だろうに。

 

 

 

 第八話「ラスボス降臨し、世界の半分を約束される」

 

 

f:id:ddictionary:20170726101738j:plain

 

妻「誰も代わってくれなくても、私はできないですから! それを承知してくれるまで、夜中になっても帰らへんから!」

 

げっそり。
もうげっそり。
全員げっそり。
町内げっそり大会。

 

もう、あんましごねたら評議員になった時に助けてもらえないぞ。
いよいよ辰が怒り出す。そら怒るわな。

 

辰「ほんなら猿に言え! 班長は代わってもろたけど、評議員はあんたとこの番やて! 
そこからおかしくなっとるんやから!」
丑「そやね。本当なら猿さんの番やし。二軒で話し合ってもらうしかないわ」
羊「それ、間に誰か入ったらな、喧嘩になるよ」
辰「喧嘩でも何でもしたらええやないか! わしらええ迷惑やで!」
兎「そない大声出しなや。それこそ近所迷惑やんか」
管理人「いや、迷惑かけてすんません。今日はもう遅いし、妻とどうするか決めます。たぶん猿さんと話し合いになると思いますけど」
兎「あんたの立場やとそれしかないわなー。いい嫁さんもろたなほんまww」
妻「どういう意味ですそれ!」
兎「褒めてんやんか。もー睨まんといてよ怖いやんかw」

もうやめてくれ!

これ以上、妻を刺激するな!
帰ってから相手するの誰だと思ってんだ!

 

寅「ほんなら、あんたとこか猿家で決まりな。丑さんは鼠にそない連絡しといて。後は龍さんに誰が連絡するかやな」
羊「あそこウチの組なん? 位置的にとなりの組ちゃうの?」
兎「なんや色々あって、ウチの組に決まったらしいよ。掃除とか一度も参加しよれへんけどね。丁度いいから皆で文句言いに行こかw」

一家は二年前に近くの畑を潰して二世帯住宅を建てたお金持ち。

養子に出した息子一家との二世帯住宅という不思議な家。

 

丑「私は付いて行くだけやで。組長やからって真ん中にせんといてや」
羊「そら寅さんが言うてくれるわな」
兎「もちろん寅さん以外は考えられないですよね」

 

激しくどうでもいい。

僕はもう帰ります。

子供も心配だし。

 

妻「おい、帰るなよ。まだ終わってないやろ」
管理人「寒いし。色んな意味で寒いし。子供が心配やし」
妻「あいつらこれ幸いとゲームしてるわ!」
辰「どうせやったら最後までおったらええやないか。龍の顔見るええチャンスやしな」

 

別に見たくないけど。
こんな百鬼夜行みたくぞろぞろと行けば、龍が怖がるだろ。

 

妻「このストレスを発散したるからな文句は任せとき」
兎「うわ頼もしいww」
羊「いっそ、評議員も龍の順番なんですよと騙してみよかw」
兎「そりゃいいね!」

 

よくねぇよ。

お前達そうやって、我が家をはめやがったんだろうが。

 

寅がチャイムを押して、猫撫で声というか、化け猫な声で挨拶する。

と、
門が自動的に開いていく。
門が電動で開いていく。

まじかよ。

 

そこには日本庭園が。
普通の家なら門から10歩以内で玄関にたどり着くはずだ。
我が家なら二歩だ。
それが30歩は必要なぐらい広い。

 

「ひぇー」

「すげぇ」

「何坪これ?」

 

すっかり萎縮する面々。

どうぞ上がってという女中さんに、玄関でいいですと断る寅。

 

龍が現れ、寅と丑が文句じゃなく、評議員の事で揉めてまして、

順番の説明に来たと説明しだす。

文句はどうした文句わ!

 

龍「私も隣の町で評議員しましたが、とても大変な仕事ですよ」

 

妻「……」
管理人「……」

 

龍「若い人につとまるかどうか、休みなんてなくなってしまいますよ――(長々)」

 

寅「いや、うちの班はそない大変とちゃいますねん。昔は大変だったみたいやけど、今はそうでもないんですよ」

 

もう遅いし。

あんたらより経験者の意見のが重いんだよ。

やっぱ猿にやらせよ決定だ。

 

龍「もし良ければですが、私がやらしてもらっても構いませんか」

 

 

「!!!」

 

 

今、南斗おっしゃいまし鷹??

 

丑「いえ、もう決まってますし、龍さんに悪いですよ」

 

妻「黙れ丑! まだ決まってないやろ! うちは子供が小さくて無理なんです。代わってもらえたら凄く助かります!」

 

管理人「しかも三人いるし。班長も当たってるし。心の底からお願いします!」

 

龍「子供さん、○幼稚園ですか。実は私、そこの幼稚園児達に畑を貸してましてね、一緒にいも堀とかさせてもらってるのですよ」

 

妻「下の二人が○幼稚園です! あのイモは龍さんとこのだったんですか!」

 

管理人「凄くおいしいイモで、取り合いの喧嘩してましたよ!」(嘘

 

妻「子供も龍さん大好きとかずっと言ってます!」(嘘の上塗り

 

龍「はは、そうですか。偉そうな庭を作ってしまってね、近所の人は寄り付いてきてくれませんが、子供達は龍さん龍さんとなついてくれましてね――(長々)」

 

龍嫁「この人も何か役していた方がボケ防止になっていいんです。毎日遊んでますんでねw」

 

龍「遊んでるて、失敬な!」

 

どうやら女中じゃなく奥さんらしい。

龍さんに遊んでるは禁句らしく、本気でムカついてる様子。

やーめーろーよー! 

我々夫婦の努力を無駄にする気か敵なのかあなた黙れ。

 

龍妻「時間もありますし、私らで良ければやらしてもらいますよ」

 

妻「え! 班長もしてくれたりします??」

 

さすがに「は?」という顔をする龍夫婦。

 

もう馬鹿が。

高望みして龍様の逆鱗に触れたらどうすんだバカ!

 

管理人「班長は僕とこがもちろんします。評議員はお任せしていいんでしょうか?」

龍「構いませんよ」

管理人「いいんですね!」

 

龍さんレベルの男に二言なんてないだろうに、底の浅い者にありがちな二重確認をしてしまった。

ダメだ、まだまだだな精進しないと。だいぶ差をつけられてる。

 

そんなこんなで評議員を譲ってあげて、否、代わって頂き、上がって下さいと言う龍家を辞して、ようやく帰れる面々。

 

「wwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwwwwww」


wwwwwwwwwwwwwwwwww

 

さっきまでとは天と地以上に違う雰囲気。

地獄から天国まで蜘蛛の糸を登ったパーティのように和気愛愛としてる面々。

おお、辰も笑顔だ!

 

丑「いやー良かったわー。これで肩の荷が降りたわ。こんな疲れた組長初めてやで」
寅「鼠からもらった資料を、ちゃんと龍さんに渡しときや」
妻「あれ、突っ返しました。家にないです」
羊「ほんなら事情言うて、もう一回資料貰い。それぐらいはしーや」
妻「分かってます。電話して持ってきてもらいます」
管理人「電話したら、また鬼みたいな顔してきよるやろーなー」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

あれ? 面白くないのかそうなのか。

空腹と寒さのせいだなきっと

 

妻「アホ! 鼠と、羊と丑は仲良しやねんぞ! 筒抜けなるぞ!」

別にいいけど。別に陰口ってわけじゃないだろ。

と、その時は思ってたけど、後に資料もって来た時に噛み付かれて後悔する事になる。


あの時は私も必死やったからあんな言い方になりましたんやと、30分以上噛まれ続ける。
あーすまなんだすまなんだ。

あんた本当はタスキ渡すだけの人だったんですね。

兎「これで、あんたら夫婦も今夜はゆっくり寝れるやん。良かったのーww」
管理人「おかげで今夜は夫婦喧嘩しないで済みそうですよ」

と、その時は思ってたけど、

帰って1時間は愚痴と諦めようとした態度を責められる。

 

後日譚だが、子供は本当に龍さんを知っていた。

幼稚園児は皆知ってるらしい。
いいなあお金持ちは。余裕あるし。品があるし。
下心満載で仲良くなっておこうと龍さんとこに持っていくお礼のお菓子を買ったが、そんな安物が口に合うかいと、妻の親に言われる。
そんなYOU達はうまそうに食べてたな口に合うのか食べたかっただけなのか

 

あと、隣の猿となんだかギクシャクしてしまっている。

てか全てのご近所とだいぶ溝が出来たけど近所付き合いは諦めてるから問題ない。

しょがないな。
全てが丸く収まるなんて、幻想だしありえない。

ベストではなくてもベターな神展開というか龍神展開だったと思ってる

 

 お し ま い