むかつく事ばっかしの社会に負けずにもっと上を目指す向上委員会

流れてくる物流されてる者

f:id:ddictionary:20170901220828j:plain

 

 

久々に書いてみる。

ちょいバイトを始めたというか知り合いの知り合いの手伝い「させられてる」というのが正しい表現

 

それはつまり自発的に選んでjobってるのじゃなく強制労働に近い

すなわちモチベが全然上がってこない

どうせやるならやる気出してやらないと損なんだけど

ましてやバイトだろうと勤労だし賃金が発生してるし、報酬以上の働きしないと雇用先が儲からない。

たまに給料分は仕事しますというのがいるけど、それじゃ雇用先がプラマイ0で儲かねー。

 

そういうの分かってはいるのだけど。

どうしようもない。

なんせベルトコンベヤーから流れてくるガラスコップをひっくり返しながら欠けてないか見るだけ。

 

楽勝じゃん。

 

説明される前に目視しただけで理解したわ。

 

最初はまあ、欠けてるとこないか見ながらひっくり返す要領を掴みにいってた。

文字通りコップを掴みながらコツも掴みにいってた。

が、30分で飽きた。

欠けてるコップなんてそうそうないし、心が欠けてきた。

 

これ・・・なにか得るものがあるんだろうかロボットにさせた方がいいんじゃないのか

 

そういう考えも10分で尽きた。

かなり長考したつもりなのに10分で厭きた。

ここで働いてるの人間だし、ロボットの出番は百年早い。

 

だがしかし恐ろしいほど、時間が経つのが遅い。

 

さっき時計を見た時は15時丁度だったのに、体感5分後に見たら15時1分だった。

マジかよ。

おかしいな1分てこんなに長かったっけ。

昭和世代では1分は60秒て教えられたけど今時の小学校では1分は300秒になってんのか?

 

もしかしてあの時計、電池が弱ってんじゃねーの?

そう思ったけど違った。弱ってるのは自分の心だった。だいぶ欠けてた。

 

既にコツは掴んで、オートハンドに切り替えてるから頭で指令出す必要がない

 

こんなの給料以上っていうよりラインの速さに合わせて働くしかない。

それ以上でもそれ以下でもない。

ただただ二時間毎にくる交代要員を楽しみに過ごすのみ。

交代要員がきたらトイレ含めて15分ばかし休憩できる。

 

それまではひたすら考え事してみたり人生振り返ったりして、やがて無になる。

 

 

無の境地にだけは近づける

 

そうか、これを習得したらジョブチェンジして新興宗教でも立ち上げるという上位職が用意されてるのか。

何も救わない悲しみしか生まない宗教だけど。

 

なんせ無っていうより虚無

 

虚無僧になれそう

 

誰もが表情を押し殺してというか、殺すまでもなく既に死んでる。

そんな能面になって黙々とjobしてる。

 

 

それでも休憩時間だけは生き返る。

その15分だけは人間に戻れる。

 

もはやタバコを吸うしかない。

電子タバコなんてぬるいのじゃ、この死んだ心に届かない。

火だ火をつけないと心に。

 

喫煙所にはいつも数人いる。

それこそ老若男女いて、周辺から無差別にかき集めた感じだ。

たいてい無言で吸ってるけど、中には喋ってくるのもいる。

そゆのはぜんぜん構わない。

いや構う構う。

こちらも会話に飢えてんだ全力で構わせてもらう。

 

「どこの派遣すかー?」

 

まだ二十台前半ぽい兄さんが気さくに話しかけてくれる。

こんな人生の最終駅惑星メーテルみたいな場末の、しかもロボット人間ばっかしのとこで、異業種交流できるなんて儲けたラッキー。

でも大丈夫かなうまく話せるかな久々すぎて発音とかコントロールできるか不安だ。

 

「いやあ派遣っていうか知り合いに半強制でさせられてるのよ」

 

「それは辛いっすねー」

 

分かってくれるか若者よ。

てか派遣社員なのか。大変そう。

派遣は正社員にいいように扱われてボロ雑巾みたいにされるイメージがある。

 

「ほぼ登録会社からの派遣バイトっすよ。社員なんか一握りだけ」

 

そうなのか。

あの巡回してる交代要員が社員なのかそういや制服が他とは違ってたな。

 

 

「おっちゃんとこの会社は時給いくら?」

 

だから知り合いにって言っただろ。てか誰がおっちゃんじゃ。間違ってはいないけど初対面で変なあだ名つけるなクソガキが。

 

「じゃーいくら貰ってるか知らへんの? めっちゃ中抜きされてても気づけないし、すぐ調べた方がいいって!」

 

なんだよ中抜きって? もしかして卑猥な単語なのかオジサンとエロトークでもしたいの? ごめんよ、おじさんてばそんな気分じゃないんだ。

 

んまあ、こんな楽勝な仕事、時給500円ぐらいだろどうせ。

 

「普通なら1000円ぐらいっしょ。俺とこは1100円出てっけど」

 

マジかよ!

 

ええ、マジかよ!

 

こんなんで時給1000円も貰えるのかよ!

これよりコンビニのバイトのが5倍は難しそうなのに!

 

やべ、テンションとモチベ上がった!

 

「いやー案外と辛いっすよ~、この仕事さ~タバコ吸うしか楽しみないしさ~」

 

まあ、分からないでもないけど。

そろそろ休憩時間も終わりなのでタバコの吸い溜めにと二本目に火をつける

 

「おっちゃんもよく吸うなー。底辺の奴に限ってタバコ吸うらしいっすよ」

 

うるせーな。

つーかテメーも吸ってんだろ。

人を底辺扱いするな。もっと丁重に扱え。

 

「俺も底辺っすから。人生詰んでるwwww」

 

なんだよそれ・・・テメーはまだ20代だろ全然詰んでない。どうせつむなら経験を積め経験を。失敗でも成功でもいいから。

 

「社蓄とか無理っすwww」

 

お前の生き方は、その畜生以下だぞ。社会の歯車をバカにするな。

っち、この工場は周辺からじゃなく底辺から人を集めてんのかよ。

 

 

「今は底辺でもいいんすよ。夢があるんで」

 

ああ、お前はそうか。

幸せになれないタイプだなそれは常に心が乾く生き方だぞ。

でも夢を免罪符にしていい期間はそう残ってないぞ。

 

ここで休憩時間は終わった。

早く戻らないと、ベルトコンベヤー作業を隣でしてる奴の休憩時間が遅くなる。

もうちょっと話したかったんだけど、どんな夢なのか。

 

そして悪夢のような単純単調退屈作業なロボットダンス再開。

 

ようやく解放されても開放感は微塵も無く帰宅して飯風呂ときて寝るとしたいが、グっと堪えて本業へ。

 

そんな退屈で忙しい毎日なので、更新率は落ちてく。

どこまで落ちていくんだろう。

底はどこなのか。

底までいけば這い上がるだけなのに、まだ底じゃない気がする。

落下というか墜落してる間は下を見てるので全然落ち着かないふわふわしてる。

早く底を確認して足元固めて上を向きたい。

それこそ底辺がどこかだ分からない。

 

 

広告を非表示にする